平成23年6月定例議会 一般質問 (平成23年6月23日 木曜日) [1]

 おはようございます。秋水会の今川雄策です。平成23年度のスタートとなる6月定例会において、登壇の機会をお与えいただきましたことに心から感謝を申し上げます。
 初めに、さきに行われました統一地方選挙におきまして、大きなお力添えをいただき、再びふるさと秋田市の市政に参画させていただくことができましたことに感謝を申し上げますとともに、改めて初志貫徹の思いで、一つ一つ前進していく決意であります。まだまだ若輩の身でありますので、議員各位並びに当局の皆様におかれましては、今任期も引き続きの御指導と御助力をくださいますようお願いを申し上げます。
 さて、発生から100日が過ぎた3.11東日本大震災。6月20日現在の警察庁のまとめでは、死者1万5,467人、不明者7,482人という、まさに国難と言える未曾有の甚大な被害が生じております。改めて、この大災害でとうとい大切な命を失われた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、今なお避難先などで心を痛められながらも、再興を期して前向きに頑張っておられる皆様に心からお見舞いを申し上げます。今回の大震災発生に伴い、10万人を超す自衛隊員が被災地に派遣され、救援救助のみならず、避難者への対応やさまざまな任務を懸命に遂行されております。また、消防士や警察官、本市を含む各都道府県・各市町村の多くの自治体職員の皆さんも派遣されております。任務とはいえ、その懸命な対応に心から感謝の意を持つものであります。同じ日本に生まれ育ち、また、同じ東北に暮らす仲間として、私たち一人一人が可能な限りできること、やれることに手を差し伸べるときだと考えます。同時に、一刻の猶予も許されない、まさに緊急時であり、決してパフォーマンスではない、しっかりと地に足を着けた心ある対応が必要であります。国の確たるリーダーシップのもとで、日本という国の歴史が証明する人と人とのつながり、いわゆるきずなの力で、この苦しみと悲しみを必ず乗り越えて、東日本全体が復活していくことができると確信いたします。
 京都大学大学院の藤井聡という教授の著書である「列島強靭化論 日本復活5カ年計画」によると、「「復活」すべきは、まちの「形」ではなく、まちの「活力」であり、そもそも復活という言葉自体が、文字どおり「活」を「復」するということを意味する。東日本の復活とは、その「形の復元」をいうのでは決してなく、その街々の、そして東日本全体の「活力」の「復活」を意味する言葉なのであり、だからこそ「土地の復元」をも許さぬ激甚な被害を受けたとしても、そこに「民」がいる限り、「東日本の復活」は不可能なことなどではない。」と述べられております。一日も早い活力の復活と復興を心から願うものであります。
 自然がもたらす脅威。想像を絶する大きな被害。いつ、どんなときに私たちの身の回りに生じてくるのかはわかりません。いつ大きな災害が起きてもおかしくはない現実があります。何事も完璧ということは不可能に近いことだとは思いますが、一人一人が心の準備をしておくことは、だれにでもできる、唯一可能な自己防衛策であります。今こそ、自身が生き延びるための個々の認識が求められているときと思います。みずからの身をみずからが守り抜くための認識、そして、お互いが助け合い、支え合うことの認識、これらの認識の醸成を土台に、行政が安全安心に責任を持つことの強い決意。今後は、今までにも増して、自助・共助と公助で災害の被害を最小限にとどめることを目指す認識を持つことが減災につながるものだと確信します。
 そのためには、それぞれにおけるふだんからのきずなが大切であります。災害への対策はもちろんのこと、未来の世代に責任を果たすべき役割がある今を担う我々は、未来の秋田市につながる、目には見えないきずなを大切にし、ふるさと秋田市づくりに向けて、心を一つに、今すぐに改善に向けた取り組みが必要である人口の減少や少子高齢対策、財政課題などへの対応と、同時に、目先のことだけにとらわれず、あらゆる難題にも立ち向かい、迷わず前に進んでいかなければなりません。そのことにより、未来の秋田市が切り開かれていくことを願い、通告に従い質問をさせていただきます。

→ 平成23年6月定例議会 一般質問 [2]
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