平成24年9月定例議会 一般質問 (平成24年9月20日 木曜日) [1]

 秋水会の今川雄策です。今定例会で通算6回目、今任期2回目、そして、市長任期最終の年、任期満了まであと半年となった微妙な時期での登壇をさせていただきますこと、議員各位に感謝を申し上げます。
 さて、ことしの秋田の夏は、18日間連続の真夏日となったり、猛暑の残暑、秋田市では今月に入ってから30度以上の真夏日が10日を超し、気象台が昭和6年に統計をとり始めてから9月としては最も多くなるなど、全国的に見て、本来の夏らしい暑さを越えて、切なさや苦しさ、異常なほどの暑さを感じる厳しい毎日となりました。そして、厳しい猛暑の切なさや苦しさとともに、やるせなさを強く感じた夏でもありました。北方領土にロシアの首脳が2度も上陸し、尖閣諸島に対する中国の強硬な姿勢は勢いを増し、韓国の大統領に至っては、竹島を訪問するなど、日本固有の領土や領海に対する屈辱的な行為が横行し続けている現状を黙って見届けているような、やるせなさあふれる夏となってしまいました。
 天候の異常と同じく、中国各地では、一部が暴徒化するほどの最大規模の反日デモにより、日本国旗が焼き捨てられ、日本車が破壊されたほか、日系の百貨店やスーパーが標的とされたことに加え、中国の海洋監視船が尖閣諸島沖に襲来し、日本領海を侵犯するなどの異常な行動は、中国という国に対しての強い拒否反応と怒りを覚えます。この暴挙的な反日運動の広がりが現地滞在者や今後訪中しようとする日本人の生命を脅かす事態がいつ発生するかわからないような状態にある現在、日本政府は、中国への渡航延期勧告を出すべきと思います。
 このような異常なほどの反日運動が繰り返される中、本市では、市長を先頭に中国蘭州市などを訪問する計画があるようですが、きょうの朝刊にも一部掲載はされておりましたけれども、このような時期にあえてこんな火中に飛び込む必要はないのではないでしょうか。自分たちの身は自分たちで守る自助の精神をいかんなく発揮され、この際、友好親善、ともに助け合おうとする共助の気持ちや、公である国の動向を注視したり、相手方からの「提案により」、「助言により」などといった様子見の姿勢ではなく、市長のかたい意志をもって本市側から訪中を見送る決断をすることが肝要だと思います。外交問題と経済・文化交流は違うものと幾ら日本側が配慮をしても、相手が何もかも一緒くたにした反日モード全開としている今、想定外を想定する危機管理の鉄則から、訪中を見送るとする市長の早期の決断を望むものであります。
 ともかく、この夏の外交や安全保障問題のさまざまなやるせなさに、私たち多くの日本人は危機感を抱き、問題意識を持ったのは確かであります。「遠くにあるもの」、「何とかなるだろう」ではなくて、私たちの身近な問題として関心を持ち、注視していかなくてはなりません。
 「近いうちに」と総理大臣が公言したからには、近いうちに行われるであろう衆議院の解散総選挙、そして、来年夏の参議院選挙と、大型の選挙が立て続けに行われますが、この夏のやるせなさを挽回させるために、目の前にぶら下がった甘いものを選ぶのではなく、強く優しい美しい日本を、誇りと信念を持って構築できる体制を確実に選択していきたいものです。もちろん、あと半年となった県知事選挙、そして市長選挙においても、同じ認識で、未来に対する責任を果たすべき選択がなされるよう願い、通告に従い、質問をさせていただきます。

→ 平成24年9月定例議会 一般質問 [2]
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